中国の値上がり熱


どこもかしこも値上げしてる中国。


【北京・上海の生活コストが急上昇、香港を抜くのは時間の問題】
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=47550&type=1
人民日報は、中国の主要各都市の生活コストが急上昇しており、
近い将来に香港を抜いて世界で最も生活コストの高い地区の1つになると報じた。
国際人材調査会社・ECAインターナショナルによると、09年3月から
今年3月までの期間に、アジア地区、特に中国各都市の生活コスト指数が
大きく上昇したとしている。


中国の消費者物価指数の上昇率は7月以降、4カ月連続で
政府目標の3%を上回っているとのことで、
上海などは特にインフレやバブル懸念がくすぶってる。

今住んでいるマンションなどはすでに5%−10%家賃が値上がりしているらしく、
先日家賃の更新をした際も大家さんは値上げを要求したい様子だった。
ただ事前に大家さん及び娘さんへの何気ないプレゼント攻勢をかけていたため、
大家さんも今回はこちらの要望を汲んでくれて、価格の据え置きに成功した。
また上海の水道料金は先月20日から1立方メートル当たりの価格を
1.33元から1.63元と約22%値上げしている。
一般的な家庭であれば、水道費は毎月10元前後アップする計算。
上海市は2009年6月に1.03元から1.33元に値上げしており、
今回の再値上げにより、上海の水道料金は1年半で約58%上昇したことになる。
このハイペースっぷりが今の上海か。
中国はマクドナルドも値上がりし、近所のコンビニも食品は全品値上がりした。
まったく、どこもかしこも。


こうした値上がり熱に便乗する輩も多く、特に中国ローカル業者などは、
そうか!今ならいいのか、とばかりにとりあえず値上げ交渉を仕掛けてくる。
請求書に謎の手数料が追加されるなんてのは茶飯事。
「前回は前回。今回はまた別」と強気で言えるところが中国人の強みだ。
住みやすくなっているのかいないのか。。


そんな上海を東京さんはどうやらライバル視しているらしい。
【東京のライバル都市、筆頭は上海 都の生活に関する調査】
http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010120101000705.html
東京都が実施した「都民生活に関する世論調査」の中で
「ライバルになり得る都市」は上海がトップで
続いてソウル、北京、ニューヨーク、シンガポールが挙げられた。
上海と比較した場合の東京の強みは
・安全な水道水が飲める
・治安が良く街が清潔
・公共交通機関の利便性がトップ3。
弱みについては
・国際線就航数など海外へのアクセス
・物価や住宅事情など
地震など自然災害  が多かったとしている。


上海で物価の安さが強みなんていう実感は日々薄れてきている